2025/11/29 09:16
私たちのもとに届くクリスタルは、マダガスカルやインドネシアなど、遠く離れた土地で採掘され、いくつもの人の手を経て日本へ届いています。
美しい石を手に取るとき、その背景には、採掘する人、運ぶ人、選別する人、そしてその土地の自然があります。
天然石を扱う仕事を続ける中で、石そのものの美しさだけではなく、
「どこから来たのか」
「どんな人たちの手を通ってきたのか」
「その土地には、どんな暮らしがあるのか」
ということにも、少しずつ目を向けるようになりました。

石の美しさの、その向こう側

天然石は、長い時間をかけて地球の中で生まれます。
色。
結晶構造。
内包物。
形。
そのすべてに、その土地で育った時間が残されています。
一方で、鉱物が産出する地域の中には、生活環境や教育、労働条件など、さまざまな課題を抱えている場所もあります。
だからこそs’harmoniserでは、価格や数量だけを基準にするのではなく、産地や流通背景について可能な範囲で確認しながら、信頼できるサプライヤーとの取引を大切にしています。
すべてを完全に把握することは難しくても、分かる範囲で背景を知ろうとすること。
その姿勢は、これからも大切にしていきたいと思っています。
何を選ぶかも、暮らしの一部

私たちは日々、たくさんのものを選びながら暮らしています。
食べるもの。
着るもの。
家に置くもの。
身につけるもの。
そのひとつひとつに、つくられた背景があります。
何を選び、どのような背景を持つものを暮らしに迎えるか。
その選択もまた、私たちの暮らしをつくる一部だと思っています。
天然石についても同じです。
意味や美しさだけではなく、その石がどこから来たのか。
その向こう側にある土地や人の存在を、少しだけ想像してみる。
そんな選び方もあっていいと思っています。
いただいたものを、少しずつ還していく
s’harmoniserでは、天然石を届けることでいただいたものの一部を、環境保全や地域支援、教育・生活環境を支える活動へつなげています。
大きな取り組みではありませんが、その年ごとに、今必要だと感じる場所や、s’harmoniserの活動とつながりのある分野へ、少しずつ支援を続けています。
寄付活動の記録
2023年
PLAN INTERNATIONAL
プラン・インターナショナルは、子どもや女の子の権利を守り、教育、健康、子どもの保護、生計向上、緊急支援など幅広い分野で活動する国際NGOです。特に、教育を受けにくい環境にある子どもや女の子への支援や、ジェンダーに基づく差別や暴力のない社会づくりに力を入れています。
2023年は、こうした子どもたちの学びや自立につながる活動を支援しました。
WWF
WWFは、人と自然が調和して生きられる未来を目指し、世界各地で自然環境の保全に取り組む団体です。主な活動は、気候変動対策、生物多様性の保全、森林や海洋環境の保護、持続可能な社会づくりなど。
天然石という地球から生まれた自然物を扱うブランドとして、その活動に共感し、支援しました。
2024年
Greenpeace Japan
気候変動や海洋環境、自然保護など、地球環境を守るための活動に取り組む国際環境NGOです。
2024年は、こうした環境保全活動への支援を行いました。
WWF
前年に続き、生物多様性の保全、森林や海洋環境の保護、持続可能な社会づくりに取り組む活動を支援しました。
令和6年能登半島地震災害義援金
2024年に発生した能登半島地震で被災された方々や、被災地域の復旧・復興を支えるため、義援金をお送りしました。
2025年
Greenpeace Japan
前年に続き、環境保全や気候変動、自然環境を守る活動への支援を行いました。
地球から生まれた鉱物を扱う仕事だからこそ、その背景にある自然へ目を向け続けたいという思いがあります。
SEED Madagascar
SEED Madagascarは、マダガスカル南東部を中心に、地域社会とともに教育、健康、生活環境、環境保全などに取り組む団体です。
マダガスカルは、天然石の産地としても知られる土地のひとつです。
私たちが日常の中で美しいと感じている石の向こう側に、その土地で暮らす人々の生活があります。
石を通してつながった土地へ、少しでも還元できる形を持ちたい。
そんな思いから、2025年の支援先のひとつとして選びました。
寄付先や支援内容は、その年の状況やs’harmoniserの活動とのつながりを考えながら選んでいます。
天然石を迎えてくださった皆さまとのご縁が、その先の土地や人、自然へ、小さな循環としてつながっていくこと。
それも、s’harmoniserがこれからも大切にしていきたいことのひとつです。
すべてを知ることはできなくても
天然石の流通は複雑で、オンライン上の情報だけでは、採掘から販売までのすべてを100%確認することはできません。
だからこそ、
分からないことを、分かったように言わないこと。
確認できることは確認すること。
信頼できるつながりを少しずつ育てること。
そして、できる範囲で行動すること。
その積み重ねを大切にしています。
「エシカル」や「サステナブル」という言葉だけを掲げるのではなく、今できることを少しずつ続けていく。
s’harmoniserにとっては、その方が自然だと思っています。
小さな循環を、未来へ

ひとつの小さなブランドにできることは、決して大きくありません。
それでも、
石を届けることと、
その石が生まれた土地や人、自然へ目を向けることを、
できる範囲で続けていきたいと思っています。
天然石を迎えてくださった皆さまとのご縁が、
その先の土地や人へ、
小さな循環としてつながっていくこと。
それも、s’harmoniserが大切にしていきたいことのひとつです。
これからも、石そのものの美しさだけではなく、その背景にも目を向けながら、ひとつひとつ丁寧にお届けしていきます。
天然石のある暮らしを。
愛を込めて
Saki 🌿
