2024/08/26 11:30

いつもご愛顧ありがとうございます🧡


今回はアルモニゼのバリューである

”人と環境に優しいクリスタルを繋げる”


について

色鮮やかで美しいクリスタルが取れるアフリカの国々

特にモザンビークとマダガスカルについて

クリスタルがお好きな方には知って欲しいことを

シェアさせていただきます。

頭の片隅に置いておいていただけたら幸いです☺️




モザンビーク

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが

長い植民地時代と内戦。。。

近年では深刻な洪水に見舞われ

2017年10月にカーボ・デルガード州で始まった紛争により、モザンビーク北部ではいまも100万人近い人びとが避難生活を送っています。


そんなモザンビークは過去から貧困に悩まされ国際援助に依存してきましたが、2013年までの10年間に6~8%の年率成長を遂げました。

これは豊富な鉱山資源があることで開発に注目が向けられ

この時期は、アフリカにおける最も順調な経済成長期間とされています。 天然ガス、石炭、チタン、水力発電の資源の豊かさが強固な海外投資獲得へとつながり、国の経済的自立へと進むかもしれません。 

宝石界ではモザンビーク産のルビーが良質で有名です。

が、取引される石のほとんどは無許可の鉱山労働者や商人を供給元としていました。

モザンビークだけではありませんが

無許可の鉱山はもちろん違法な鉱山で、産出だけにフォーカスをしているので労働者たちは安全装備を着用せずに働いて、正当な賃金をもらえず

洪水などによって生き埋めになる。。という事件も少なくありません。


2011年6月、モザンビークの企業 Mwiriti Ltd.(Mwiriti 社)とイギリスの多国籍企業である Gemfields との間に協力関係が結ばれ

こうして海外の大企業たちが現地のスタッフを雇い土地の研究を行い多額の資金を費やし、インフラ、機械装置、人材の配置、安全性、広報活動に力を入れてきました。


また、マダガスカル産のクリスタルも近年多く流通していますね。

マダガスカルの地殻構造は非常に複雑で

スリランカや南インドと同様に変成岩が島全体に分布しています。

こちらも鉱物宝石の資源が大変豊富で、世界的にも一大宝石産出国として大変注目され、希少な宝石類(グランディディエライト, デュモルチェライト, ダンビュライト, セレスタイトなど)も特産です。


アフリカ大陸南東部沖に位置する島国のマダガスカルは、アフリカで最もサイクロンの被害を受けやすく、紛争よりかは気候の影響によって、食料危機に陥っている国です。

また10代で結婚・出産を経験する人も多く、20代で既に10人子どもがいるという家庭も多くあります。特に貧しい家庭では、金銭などと引き換えに子どもを結婚させたり、子どもを児童労働に従事させたりするなど、子どもの保護の問題も確認されています。


アフリカ各国からのクリスタルについては

まだまだ流通や鉱山現場について100%クリアでないことがありますが

サプライヤーとのコミュニケーションや各国の情勢などに常にアンテナを張りながら

限りなく論理的調達に努めています。



主に鉱物は宝石として価値がないとされたものは破棄、

高価で取引されないため扱いが荒くなるそうですが

こうして

パワーストーンとして流通させられることもます。





ほとんどの鉱物は手作業でこうして人の手によって地下から掬い取られたものです。

そして職人によって磨かれわたしたちの元へやってきます。


クリスタルはただ美しいだけでなく

バイブレーション という科学的概念からみても

わたしたちの心を癒し影響を与えてくれます。


クリスタルや宝石をお迎えする際は

価格や産地にも意識を向けていただけたら幸いです。

安いには理由があります。

私たちだけが満足する

そのままでいいのだろうか・・・



今回記事にさせていただいたお手元に届くクリスタルのプロセスを理解し、大切に末長く仲良くしていただける方のもとにご縁を繋げられますように。



アルモニゼでは毎年

アフリカ各国の子供や女性、

特定地域の環境保全活動を行う団体へ売上の一部を寄付しております。

https://sharmoniser.theshop.jp/blog/2024/01/21/143507